クリムゾン全集 リアル編

『クリムゾン全集 リアル編』は、20年以上にわたり作品を発表してきたクリムゾンのオリジナル漫画をまとめた、全4464ページの成人向け大型作品集です。

クリムゾン初の大全集として「リアル編」と「ファンタジー編」の2タイトルに分けて制作され、そのうち本作にはリアル系の作品を中心に61作品を収録。

「クリムゾンガールズ」などの初期作品から、「囮捜査官キョウカ」のように複数作品が展開されたシリーズまで、一つの全集からまとめて楽しめます。

さらに、限定本『クリムゾンクロニクル』や、クリムゾン本人が作品について語るランキング動画も特典として収録。

61作品を読むだけではなく、20年以上にわたって積み重ねられてきたクリムゾン作品の歴史を一冊で振り返れる。

ここが『クリムゾン全集 リアル編』の大きな特徴です。

この記事では、『クリムゾン全集 リアル編』の作品情報・収録内容・代表シリーズ・特典・見どころ・読んだ感想を、大きなネタバレを避けながら紹介します。

『クリムゾン全集 リアル編』の作品情報

【作品情報】

作品名
クリムゾン全集 リアル編

作者
クリムゾン

配信開始日
2021年8月1日

作品形式
コミック・大全集

ページ数
4464ページ

収録作品数
61作品+特典

題材
オリジナル

『クリムゾン全集 リアル編』は、クリムゾンが長年にわたり発表してきたオリジナル作品をまとめた大全集です。

全集は「リアル編」と「ファンタジー編」の2タイトルに分けられており、両方を合わせるとオリジナル漫画113作品・合計9213ページ。

そのうちリアル編だけでも、61作品・4464ページという非常に大きなボリュームがあります。

ただし、一つの物語が4464ページ続くわけではありません。

単発作品から複数の続編が作られたシリーズまで、多数の作品を一つのパッケージにまとめた形式です。

そのため、「クリムゾンの作品に興味はあるけれど、作品数が多くて何から読めばいいか分からない」という人が、過去作品を横断しながら好みのタイトルやシリーズを探す使い方もできます。

『クリムゾン全集 リアル編』のサンプル画像

クリムゾン全集 リアル編1
クリムゾン全集 リアル編2
クリムゾン全集 リアル編3
クリムゾン全集 リアル編4

『クリムゾン全集 リアル編』には何が収録されている?

本作には61作品が収録されています。

すべてを一作品ずつ紹介すると非常に長くなるため、ここでは代表的な作品や、複数タイトルが展開されているシリーズを中心に紹介します。

「クリムゾンガールズ」など初期・代表作品

収録作品には、「クリムゾンガールズ」「クリムゾンガールズ2」「クリムゾンローズ」「クリムゾンキャッツ」「ヴァージントレイン」「ヴァージントレインII」などがあります。

長くクリムゾン作品を読んできた人なら、懐かしく感じるタイトルもあるでしょう。

一方、最近になって作者を知った人にとっては、現在の作品だけではなく過去にどのような漫画を発表していたのかを知る機会になります。

個人的にこの全集で面白いと思ったのは、単に「昔の作品も入っている」ということではありません。

初期の作品から後年の作品まで同じ全集で読めるため、作品を切り替えながら絵柄やキャラクターの描き方、作品全体の雰囲気を見比べられます。

20年以上活動してきた作者だからこそできる楽しみ方だと思いました。

「囮捜査官キョウカ」シリーズをまとめて収録

本作のなかでも特に作品数が多いシリーズの一つが、「囮捜査官キョウカ」です。

第1作から第9作に加えて、コスプレパーティー潜入捜査編などの関連エピソードも収録されています。

作品数の多いシリーズを個別に読む場合、「最初はどれ?」「次に読む作品は?」「関連エピソードはどこに入る?」と確認しながら探す必要があります。

本作では関連作品を同じ全集から続けて確認できるため、「囮捜査官キョウカ」をまとめて読みたい人にとって大きなメリットです。

61作品を無理に最初から順番に読むのではなく、まず一つ気になったシリーズをまとめて読むという使い方もできます。

「1年間~」など関連作品もまとめて楽しめる

本作には、一作品だけで完結するタイトルだけでなく、続編や関連エピソードが制作されている作品も複数収録されています。

同じ設定を使った続編や、別のキャラクターに焦点を当てた関連作品などを続けて読めるため、一つの作品が気に入ったあとに、その世界をさらに掘り下げやすくなっています。

61作品という数の多さが、単なるタイトル数ではなく、「好きなシリーズを見つけて深掘りする選択肢の多さ」につながっています。

複数展開されたシリーズも一つの全集から探せる

作品集後半にも、同じテーマや設定から展開された複数のシリーズ作品が収録されています。

こうした作品も同じ全集にまとまっているため、一作品読んで気に入ったら関連タイトルへ進みやすいのがポイントです。

単発作品を次々に読むだけではなく、気になる作品を見つける→関連作品を探す→シリーズをまとめて読むという読み方ができるのも、大型全集ならではの魅力です。

『クリムゾン全集 リアル編』の特典

『クリムゾン全集 リアル編』には61作品の漫画だけでなく、クリムゾンを長く知っている人ほど気になりやすい特典も収録されています。

限定本『クリムゾンクロニクル』

特典の一つが、『クリムゾンクロニクル』です。

こちらはアダルトPCゲーム『クリムゾンコンプリート』に同梱されていた限定本。

通常の漫画61作品とは別に、過去の限定コンテンツまで全集に含まれています。

過去に入手機会が限られていたものまで一緒に確認できるのは、作者の作品を振り返る大全集らしいポイントです。

クリムゾン本人によるランキング動画

もう一つ特徴的なのが、クリムゾン本人が解説するランキング動画です。

漫画作品を大量に収録するだけではなく、作者自身の視点から作品を楽しめるコンテンツが用意されています。

61作品もあると、「まずどれから読もう?」と迷う人もいるでしょう。

そうしたときに作者自身のランキングを参考にして作品を選んでみるのも、通常の単話作品にはない楽しみ方です。

『クリムゾン全集 リアル編』の見どころ

61作品から自分の好きなシリーズを探せる

4464ページという数字は非常に大きいですが、個人的には「全部読まなければいけない」と考えない方が本作を楽しみやすいと思います。

61作品あるからこそ、気になるタイトルから読む。シリーズものをまとめて読む。昔知っていた作品を読み返す。作者ランキングを参考に選ぶ。といったさまざまな読み方ができます。

つまり、4464ページというボリュームそのものより、61作品から自分の好きな作品を探せる選択肢の多さが本作の魅力です。

大型シリーズを途中で探し直さず追える

「囮捜査官キョウカ」のように作品数が多いシリーズでは、全集形式のメリットが特に分かりやすくなります。

一作品だけを読むのではなく、気に入ったキャラクターやシリーズをそのまま続けて追うことができます。

個人的には、61作品を1から61まで順番に読むよりも、まず気になったシリーズを一つ見つけて、そこから関連作を続けて読む方がこの全集を楽しみやすいと思いました。

「囮捜査官キョウカ」のように作品数の多いシリーズほど、個別に探さなくていい全集のメリットを感じやすいです。

20年以上のクリムゾン作品を読み比べられる

本作をほかの大型作品集と分けているポイントが、作者の活動期間です。

クリムゾンが20年以上にわたり発表してきた作品が収録されているため、比較的古い作品と後年の作品を同じ全集から読むことができます。

一作品ずつ個別に購入していると、その作品単体の印象で終わりやすいもの。

しかし全集では、年代の異なる作品を続けて読むことができます。

そのため、絵柄 キャラクターデザイン 漫画としての見せ方 作品全体の雰囲気などを比較しながら、作者の変化を感じる楽しみ方もできます。

単なる「61作品セット」ではなく、クリムゾンの長い活動を作品で振り返るアーカイブとして読めるところが、本作ならではの魅力です。

「リアル編」と「ファンタジー編」に分かれている

クリムゾン全集は、すべての作品を一つに詰め込むのではなく、「リアル編」と「ファンタジー編」に分けられています。

本作は、そのうちリアル系作品を中心にまとめたタイトルです。

そのため、最初から113作品・9213ページすべてを選ぶのではなく、自分の好みに合わせてどちらから読むか決められます。

リアル系の設定や作品からクリムゾンを読みたいなら本作。別方向の作品も気になるならファンタジー編も確認する。

こうした選び方ができるのも、2タイトル構成のメリットです。

『クリムゾン全集 リアル編』はこんな人におすすめ

本作は、次のような人におすすめです。

・クリムゾン作品が好き
・クリムゾンの過去作品をまとめて読みたい
・「囮捜査官キョウカ」などのシリーズをまとめて追いたい
・作品数が多く何から読めばいいのか迷っている
・4000ページ以上の大型作品集を探している
・一冊から複数のシリーズを楽しみたい
・初期作品から後年の作品まで読み比べたい
・クリムゾンの20年以上の活動を作品で振り返りたい
・限定本『クリムゾンクロニクル』が気になる
・作者本人によるランキング動画も見たい

特に、「クリムゾンは知っているけれど作品数が多すぎて、どこから手をつければいいのか分からない」という人には、61作品から好みのシリーズを探せる入口になります。

逆におすすめしにくい人

本作は61作品を収録した大全集なので、一人の主人公や一つのストーリーを4464ページかけて追う長編漫画ではありません。

そのため、一つの物語だけにじっくり入り込みたい人とは少し方向性が異なります。

また、読みたい作品が一タイトルだけ決まっている場合は、個別版と比較して選んだ方がいいでしょう。

すでにクリムゾン作品を多数所有している人の場合も、収録作品の重複がどの程度あるのか、限定本やランキング動画などの特典にどのくらい魅力を感じるのかを確認して選ぶのがおすすめです。

『クリムゾン全集 リアル編』を読んだ感想

最初に「4464ページ」と聞いたときは、「これはさすがに全部読むのが大変そう」という印象を持ちました。

ただ、実際に収録内容を見ていくと、本作は4464ページを最初から最後まで一気に読むタイプの作品ではないと感じました。

61作品が収録されているので、自分の興味に合わせて読む作品を選べます。

昔知っていたタイトルから読む。「囮捜査官キョウカ」をまとめて追う。知らない作品を試してみる。作者本人のランキングを参考にする。

こうした読み方ができるため、個人的には巨大な一冊の漫画というより「クリムゾン作品のライブラリー」という印象に近かったです。

そして、本作で特に面白いと思ったのが、20年以上という活動期間です。

大型作品集はほかにもありますが、これだけ長い期間に発表された作品を一つの全集から読み比べられると、単純なボリュームとは違った楽しみが生まれます。

昔の作品を読んでから、比較的新しい作品へ移る。すると、絵柄やキャラクターの見せ方などの違いも見えてきます。昔からクリムゾンを知っている人なら、「これ昔読んだな」と懐かしみながら振り返ることもできるでしょう。

一方、初めて読む人なら、61作品のなかから自分の好きなシリーズや時期を探すことができます。

さらに『クリムゾンクロニクル』や作者本人によるランキング動画まで収録されているため、単純に漫画61作品をセットにしただけではありません。

個人的には、「61作品・4464ページの超大型パック」ではなく、「20年以上にわたるクリムゾンのリアル系作品をまとめて振り返る作品アーカイブ」として見ると、本作の魅力が一番分かりやすいと思いました。

初めて読む人には、膨大な作品の中から自分の好みを探す入口として。昔から知っている人には、過去作品やシリーズをまとめて振り返る全集として。

読む人によってまったく違う使い方ができる一作です。

『クリムゾン全集 リアル編』のよくある質問

Q. 『クリムゾン全集 リアル編』はどんな作品ですか?
A. クリムゾンが20年以上にわたり発表してきたオリジナル漫画のうち、リアル系作品を中心にまとめた大全集です。61作品に加えて限定本や作者本人によるランキング動画などの特典も収録されています。

Q. 『クリムゾン全集 リアル編』には何作品収録されていますか?
A. リアル編には61作品が収録されています。

Q. 全部で何ページありますか?
A. 漫画だけで全4464ページです。「ファンタジー編」と合わせると113作品・合計9213ページになります。

Q. 「囮捜査官キョウカ」シリーズも収録されていますか?
A. はい。第1作〜第9作に加え、関連エピソードも収録されています。

Q. 『クリムゾンクロニクル』とは何ですか?
A. アダルトPCゲーム『クリムゾンコンプリート』に同梱されていた限定本です。本作では特典コンテンツとして収録されています。

Q. 漫画以外の特典はありますか?
A. はい。クリムゾン本人が作品について解説するランキング動画も収録されています。

Q. 「リアル編」と「ファンタジー編」の違いは何ですか?
A. クリムゾン初の大全集は2タイトルに分けられており、本作はリアル系作品を中心に収録した「リアル編」です。両方を合わせると113作品・9213ページになります。

Q. クリムゾン作品を初めて読む人にもおすすめですか?
A. はい。61作品が収録されているため、複数の作品やシリーズを読み比べながら、自分の好みに合うタイトルを探したい人にも向いています。

『クリムゾン全集 リアル編』まとめ

『クリムゾン全集 リアル編』は、20年以上にわたり作品を発表してきたクリムゾンのリアル系作品を中心に、61作品をまとめた大型作品集です。

漫画だけでも全4464ページ。

「クリムゾンガールズ」などの初期作品から、「囮捜査官キョウカ」のように多数の関連作品が制作されたシリーズまで、一つの全集から楽しめます。

さらに限定本『クリムゾンクロニクル』や、クリムゾン本人によるランキング動画も収録されています。

ただ、本作の魅力は「61作品・4464ページだからすごい」だけではありません。

初期から後年まで20年以上の作品を読み比べられる。気になったシリーズを関連作までまとめて追える。作者自身のコンテンツも含めてクリムゾン作品を振り返れる。この3つがそろっているからこそ、「全集」という形式に意味があります。

個人的には、初めてクリムゾンを読む人には「61作品から自分の好みを探す巨大な作品ライブラリー」、昔からのファンには「20年以上の作品を振り返るクリムゾンのアーカイブ」として見るのが分かりやすいと思いました。

4000ページ以上を一気に読むのではなく、気になるタイトルやシリーズから少しずつ楽しみたい人に向いている大全集です。

サンプルを見て絵柄や作品の雰囲気が気になった方は、本編もチェックしてみてください。